新宿皮フ科 日本白斑センター
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死海光療法(新宿ドーム光療法)
イスラエル   死海
死海とはイスラエルとヨルダンの国境沿いにある湖で、この死海の塩水と現地の日光を照射することによって皮膚科領域では、乾癬・アトピー性皮膚炎・白斑が有効を示すことが知られています。
シェーマ  
また報告・論文もあります。白斑の死海光療法については、白斑の人の表皮にはH2O2が多く、その理由は表皮のカタラーゼが少ないためだという説、つまりH2O2は元来カタラーゼという酵素により水と酸素に分解されるが、白斑の人の表皮ではカタラーゼが少ないためH2O2がすべて水と酸素になりきれず蓄積し、メラニン細胞を壊すという説(シェーマ)があります。
新宿ドーム光療法  
カタラーゼを表皮に増すため内服・外用しても、カタラーゼの分子量が大きく表皮に入っていかない。ところが、死海の塩水を15分間浸して、浸す前と浸した後で表皮のH2O2を調べてみると大いにH2O2が減少していた。つまり、死海の塩水にはカタラーゼ様作用があるという論文があります。またカタラーゼ様作用(死海の塩水等)を持つものを使ってナローを照射すると白斑部に色素再生が早まったということも論文に書いてあります。我々は早速死海の塩水を多く表皮の中に取り入れる、現地の死海光療法に工夫して近づけるようにドーム光療法を完成させました。
死海光療法図  
50例のドーム光療法を行い、まとめて分析してみると、単純なる光線療法より、より有効であり、分節型、進行している白斑、またさらなる色素再生が望めない例にも有効を示し、照射量は光線療法だけより少なくて済むことも分かりました。(図)また乾癬の死海療法に関しては、死海の塩水に多く含まれているマグネシウムが角化細胞の異常増殖を抑えて、マグネシウムの残った表皮に、紫外線(主として中波長紫外線)を当てると、過剰な免疫反応を起こす皮膚の免疫細胞を効果的にブロックでき、相乗効果で良くなるということも知られています。このドーム光療法は一度試みても良い療法だと考えています。以上の理由から、乾癬、白斑の方に新宿ドーム光療法をお勧めします。
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