新宿皮フ科 日本白斑センター
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皮膚科光線療法
皮膚科光線療法について、よく聞かれる質問をまとめました。ご来院前に一度ご覧になってください。
Q. 皮膚科光線療法とは何か具体的に教えてください
A. 皮膚科光線療法とは病変部位に光線を照射する治療法です。
(1) 中波長紫外線を照射するUVB療法:主として波長308ナノメーターだけを放出するエキシマライト(メル)療法、311ナノメーターを放出するナローバンドUVB療法も用いて、白斑、乾癬や他の難治性皮膚疾患に有効性を見出しています。メル療法は一番効き、部位・パワー・照射面積等を考慮して、6種のメルを組み合わせることで有効性をさらに高めています。ナローバンドUVBは広い範囲の病変部に適していると思っています。
当クリニックでは、ナロー5台、手足用ナロー1台、メル4台6種(スポット1、2、Vトラック、中、大、超)などが有ります。中波長紫外線ではないが、He-Neレーザー(波長632ナノメーター)1台は分節型の白斑に有効とされています。
(2) クリア療法
  ニキビ等には可視光線(415ナノメーター)を使い、アクネ桿菌をクリアにする療法です。クリアライトは、850〜890ナノメーター(近赤外線光も含んでいて、肌にも良く、シワがなくなり肌が若返るとされています。
(3) 死海光療法(ドーム光療法)
  死海光療法(新宿ドーム光療法)を参照

中メル(エキシライト-マイクロ) 大メル(セラビーム) VT(Vトラック)
中メル(エキシライト-マイクロ) 大メル(セラビーム) VT(Vトラック)
超メル(エキシライト) 超メルスポット  
超メル(エキシライト) 超メルスポット  
   
Q. どのような場合皮膚科光線療法を行うのでしょうか?
A. 一般に内服・外用で有効性が乏しい場合や、無効な場合に選択する治療法です。
難治性の乾癬・白斑には、光線療法がファーストチョイス(第一選択)と考えています。
   
Q. 皮膚科光線療法が有効な皮膚疾患は何ですか?
A. UVB(メル・ナローバンド)療法は、慢性難治性皮膚疾患といわれる白斑・乾癬・ 掌蹠膿疱症、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、類乾癬、扁平苔癬…などに使っています。また掻痒(かゆみ)の強い皮膚疾患、蕁麻疹にも有効性があります。これらについては論文、学会報告していますので参考としてください。特に難治性で有効性や副作用を重視される方はエキシマライト(メル)療法をお勧めします。
   
Q. 副作用が心配です。
A. 皮膚科光線療法のうちUVB(メル、ナロー)は紫外線照射ですので、やけど(皮膚炎です)を起こす可能性があります。(あまり深く入らない)ケロイドを残すことは、まずありません。中波長紫外線は、90%は表皮、10%は真皮上層しか通らないので、やけどのような副作用を抑えるため、また効率的な治療を行うために皮膚科光線療法開始の前段階として光線テストを行います。
これは患者さん一人ひとりに適した照射量を測定する検査で、これにより副作用を最低限に抑えられ、安心することができます。また皮膚癌についても、極めて発癌率が低いという結果や報告があり、論文でも発表してきました。また白斑の方は癌になりにくいという報告もあり、安心して使える療法です。(詳しくは、過去の白斑乾癬サポートブログまたは、私の本「白斑はここまで治るU」を読んでください。)
   
Q. 光線療法の効果を増す方法は無いのですか?
A. 5%の食塩水に白斑部を浸して、またはソラレンをトフ、紫外線を照射すると効果は増しますが、死海光療法(新宿ドーム光療法)が一番有効であり、理にかなっていると思います。
   
Q. ナローで乾癬・白斑は完全に治るのですか?
A. ナロー照射だけでは両者とも完全に治らない(50%は治る)例が多いと考えています。白斑に関しては手足、分節型が、また乾癬に関しては局面型の四肢が治りにくいタイプです。
   
Q. 完全に治すにはどうするのですか?
A. 白斑・乾癬ではナローより強力なターゲット光療法を6種のメルで行っています。重要なのはどのメルを選択するかが問題となってきます。それを上手に工夫することにより有効性を高めています。文献的、経験的にはメルの方が効く(3年前より種々の学会で発表済)は前述しました。
   
Q. さらに効果(有効性)がストップしたときは?
A. 新宿ドーム光療法を加えたり、併用ナロー+メル等、その他の種々の工夫を行っています。それでも光線療法で有効性の乏しい例では光線療法に基づいた移植等も考えても良いと思います。
   
Q. 白斑である特定の部位(顔等)だけを治したいときは?
A. まず、高量のメルをターゲットに行います。それで有効性に乏しいか、特に急いで治したいとき、光線療法に基づいた皮膚移植を行ったりしています。正常皮膚を白斑部に植え付け、その植えつけた皮膚を大きく育てるのだから、確実な方法と言えます。
   
Q. 費用はどのくらいかかりますか?
A. 当クリニックは、主として保険診療で行っています。
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